スカイデータの冨です。彼岸の時期も過ぎて、ようやく春らしい陽気になってきました。
東京では先週21日に開花宣言が出されました。(昨年2015年は3/23、一昨年2014は3/25) 都内の桜の名所でも、花見が始まった報道を見るにつけ、春の訪れを感じる今日この頃です。
ただ21日の前にも、都内のあちこちで「もう桜が咲いたよ」という話をちらほらと耳にされた方もおられると思います。では、「東京で桜が開花した」というのはどのようにしてきめられるのでしょうか?
東京の場合には、靖国神社の境内に「標本木」があり、この木の開花状況が基準となります。場所は能楽堂の隣くらいです。
この標本木のソメイヨシノに、花が5~6輪程度花が開くと「開花」となります。(ちなみに8割以上開くと「満開」となります。)
これは気象庁の担当職員の方が時期になると観察にこられて判定されるわけですが、今年の場合にはちょうど3連休の時期に重なったこともあり、連休を毎日つぶして休日出勤でチェックをされていたようです。(生物を相手にされる担当の方は大変ですね・・・)
昨日(2016/3/29)の段階では、全体的に2~3割程度の開花状況かなあといったところですが、神社、北の丸公園、千鳥ヶ淵と桜の名所も混みつつありました。
千代田区のさくら祭りや近隣のインド大使館でもイベントが開催されていますので、週末にお出かけになってはいかがでしょうか。